今読んでいる本があります。それは❝子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ❞という本です。
モンテッソーリ教育(子どもを観察することによって見出された事実に基づく科学的な教育法のこと)のことが書かれてあって、とても勉強になりました。
親の基準や色眼鏡で子どもを判断してはならない。子どもがなぜそのような行動をとろうとするのか、まずは考え、共感する。日頃、自分ができていないことばかりで耳が痛い。
その中でも参考になったなと思うことがありました。
それは、子どもを叱る前に考えてほしいこと、3つ。
①Why (なぜその行動をしたか考える)
②What(子どもに何を伝えたいか考える)
➂How(メッセージをどう伝えるか考える)
例えば、子どもが床に落ちた食べ物を拾って食べている。それをやめてほしくて、「食べないで!」と𠮟る前に、一呼吸。
①Why →床に落ちている食べ物がおいしそうに見えたのかな。床と皿の境界線を知らないのかな。
②What →床に落ちているものは食べないでほしい。
➂How →お皿の上のごはんを食べようね。
というようにする。
ここでのポイントは、「床に落ちたごはんは食べないで」というように、やってほしくないことを言うのではなく、やってほしいことを言うこと。肯定的な言葉に置き換えることだそうです。
走ったらダメ!ではなく、歩こうね!という具合。
いつも「○○しないで!」と言ってしまいがちですが、まずは一呼吸おいて、なぜそのような行動をとったのか考え、何を子どもに伝えたいのか、そしてメッセージは「やってほしいこと(肯定語)」を伝える。
ふむふむ。勉強になったので、早速実践してみます^^
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